Make Juice!

りんごができるまで

剪定作業

【2月~3月】
 木の枝ぶりを見て、芽が出て花が咲いて実がなる事を考えながら、じゃまになる枝を切り落とします。又、作業をしやすく、三角梯子を入れやすく、高い樹型にならないように剪定するのは大変です。雪のあるうちに作業が始まるので寒く厳しい仕事です。

接木

【4月~5月】
新しい品種を更新したい時には、現在の木の枝を切り落として、穂木(接木したい品種の枝)を接ぎ、乾燥を防ぐために袋をかけておきます。2~3週間で芽から緑の葉が見えてきます。接木をして5年位すると新しい品種のりんごが見事に実ります。

受粉

【5月~】
花が咲いて、一番忙しい時期になります。以前は人工的に採集した花粉を綿棒につけ、花の中心めがけて付けていましたが、今は「ツツハナバチ」にお願いしています。畑に”葦(よし)”を切った巣を置き、花から花へと飛んで蜜を集め、次世代づくりに励むハチに受粉をまかせています。

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"ツツハナバチ"の家
同じ長さに切った”葦”を束ねたものが複数入っています。

※ ツツハナバチ
竹筒の中など、既存の穴に花粉と蜜を練った餌を貯えて産卵します。
部屋の仕切りは土でおこない、一本の葦(20cmくらい)に10個ほどの卵を産みます。巣の中で長い時を過ごした幼虫はその年のうちに羽化し、成虫で越冬します。人を襲うことはありません。

摘花(果)

りんごの花は、つぼみの頃はピンク色に見え、開くと白く見えます。満開後2週間位で小さな実になり始めるので、なるべく早く摘花をして栄養の分散を抑えるよう、一芽に5~6咲く花の中心花を残して周りを摘み取ります。誰にでもできる作業ですが、一番大切な作業です。この頃我園には体験農業の生徒さんがたくさんみえるので、大変賑やかになります。

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りんごの花です。
花びらの裏側、先端の部分が少しピンク色をしているので、つぼみの時はピンク色に見えるのです。

草刈り

【通年】
りんごの木の下は、いつも綺麗に草刈をしておきます。虫(ダニ)の発生源にしないようにしておくことが大切で、シーズンを通して草刈をしています。これが又、有機につながっていくのです。

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草刈機1号
前方の草を刈る部分を持ち上げています。
座って運転します。

葉摘み

玉回し

【9月~10月】
りんごは実全体が赤いものが当然と思われている方が多いと思います。
太陽に当たる部分はいつも同じ場所であるので、周りの葉を摘み、りんごの実を回して太陽に当て、全体を赤くしていく、収穫前の品質を高める大切な作業です。 もし、葉の跡が青く残り片側が赤くない、それでも美味しいりんごを買ってくださる人々が増えてくれば、今より沢山栽培することができ、安価で出荷できるようになると思います。

収穫

【10月中旬~11月】
10月は秋映・しなのスィート、11月はサンふじ(サンふじは無袋で栽培したもので、殆ど”ふじ”といえば”サンふじ”です。)
11月、寒さがやってくると蜜が入り始めます。りんごは凍るのを防ぐ為、自ら蜜を体内に作り出すと言われています。したがって、寒くなるのを待たないと蜜は入らないのです。雪がやってくるとこの雪との戦いで、収穫時は大変な忙しさになります。

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収穫の様子

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採ったりんごはその場で等級別に選別されます。